鉄筋の加工・組立・継手の検査と判定基準
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月1日(日)実施) 問題9の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート構造物における「鉄筋の加工および組立の検査」「鉄筋の継手の検査」に関する品質管理項目とその判定基準を5つ解答欄に記述しなさい。
ただし,解答欄の記入例と同一内容は不可とする。
解答欄
正解
かぶり:耐久性照査で設定したかぶり(設計図書に示された値)以上であること。
37 字鉄筋の加工寸法:設計図書に示された寸法に対し,所定の許容誤差以内であること。
機械式継手:継手の種類に応じた挿入長さ・グラウトの充填・締付けトルク等が所定の基準を満たすこと。
有効高さ:設計寸法の±3%または±30mmのうち小さいほうの値以内であること。
39 字スペーサの種類・配置・数量:所定のもの(コンクリート製等)が,床版では1m²当たり4個程度配置されていること。
定着:鉄筋の定着の位置と定着長さが設計図書どおりであること。
鉄筋の中心間隔:設計寸法に対して±20mm以内であること。
29 字鉄筋の固定:交点の要所が直径0.8mm以上の焼なまし鉄線等で緊結され,打込み時に動かないこと。
鉄筋の表面:浮きさび・泥・油など,コンクリートとの付着を害するものが付いていないこと。
重ね継手:継手の位置が設計図書どおりで,重ね合わせ長さが設計図書に示された値以上であること。
46 字継手の位置:同一断面に集めず,相互にずらす距離が継手長さに鉄筋直径の25倍を加えた長さ以上であること。
ガス圧接部の圧接面のずれ:鉄筋径の1/4以下であること。
ガス圧接部の外観:ふくらみの直径が鉄筋径の1.4倍以上,ふくらみの長さが1.1倍以上であること。
48 字ガス圧接部の軸心の偏心量:鉄筋径の1/5以下であり,折れ曲がりが2°以下であること。
ガス圧接部の内部欠陥:超音波探傷検査で所定の判定基準に合格すること。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編:検査標準]の鉄筋工の検査による。加工及び組立の検査は,鉄筋の種類・径・数量,加工寸法,スペーサの種類・配置・数量,固定方法,組み立てた鉄筋の配置(継手・定着の位置と長さ,かぶり,有効高さ,中心間隔)を確かめる。
- 継手の検査は,重ね継手の位置と重ね合わせ長さ,ガス圧接継手の外観(ふくらみの直径1.4d以上・長さ1.1d以上,圧接面のずれ1/4d以下,偏心量1/5d以下,折れ曲がり2°以下)と超音波探傷検査,機械式継手・溶接継手の検査を行う。
- 「鉄筋の加工および組立の検査」と「鉄筋の継手の検査」の両方から選び,項目と判定基準を対にして5つ書く。
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平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月1日(日)実施) 問題9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する