平成29年度 問題11論点:環境保全・建設副産物重要度 B未着手

建設廃棄物の分別・保管の具体的対策

これは1級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月1日(日)実施) 問題11の問題です。論点は「環境保全・建設副産物」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

建設廃棄物の再生利用等による適正処理のために「分別・保管」を行う場合,廃棄物の処理及び清掃に関する法律の定めにより,排出事業者が作業所(現場)内において実施すべき具体的な対策について5つ解答欄に記述しなさい。

解答欄

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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

具体的な対策 1 模範解答

保管場所の周囲に囲いを設ける。廃棄物の荷重が囲いに直接かかる場合は,その荷重に対して構造耐力上安全な囲いとする。

56 字
別解

石綿含有産業廃棄物は,他の物と混合しないよう仕切りを設け,覆いや梱包で飛散を防止して保管する。

作業所内に分別ヤードを設け,分別容器ごとに廃棄物の種類を表示し,作業員に分別の方法を周知する。

具体的な対策 2 模範解答

見やすい箇所に縦横60cm以上の掲示板を設け,保管場所である旨,廃棄物の種類,管理者の氏名と連絡先,最大積上げ高さを表示する。

63 字
別解

保管場所には,ねずみが生息し,蚊・はえその他の害虫が発生しないようにする。

掲示板の廃棄物の種類には,石綿含有産業廃棄物や水銀使用製品産業廃棄物が含まれる場合はその旨も表示する。

具体的な対策 3 模範解答

飛散・流出しないようシートで覆い,汚水が生じるおそれがある場合は排水溝等を設けて底面を不浸透性の材料で覆う。

54 字
別解

泥状の建設汚泥は漏れのない貯留槽や容器で保管し,脱水したものも雨水で泥状に戻らないようシートで覆う。

腐敗しやすい廃棄物は,悪臭が発散しないよう蓋付きの容器に入れて保管する。

具体的な対策 4 模範解答

屋外で容器を用いずに保管する場合は,囲いの下端から勾配50%の面を超えない高さまでに積み上げを抑える。

51 字
別解

蛍光管など水銀使用製品産業廃棄物は,破損しないよう容器に入れ,他の物と混合しないよう仕切りを設けて保管する。

具体的な対策 5 模範解答

コンクリート塊・木くず・金属くず・廃プラスチック類など種類ごとに保管場所や容器を分け,表示して混合を防ぐ。

53 字
別解

廃石綿等やPCB廃棄物など特別管理産業廃棄物は,他の物と混合しないよう仕切りを設け,その旨を表示して保管する。

要点(書けていたものにチェック)具体的な対策 1具体的な対策 2具体的な対策 3具体的な対策 4具体的な対策 5
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 廃棄物処理法第12条第2項と同法施行規則第8条(産業廃棄物保管基準)による。周囲の囲い,縦横60cm以上の掲示板(保管場所である旨・種類・管理者の氏名と連絡先・屋外で容器を用いない場合の最大積上げ高さ),飛散・流出・地下浸透・悪臭の防止(汚水の排水溝,不浸透性の底面),積上げ高さの制限,害虫の発生防止,石綿含有・水銀使用製品産業廃棄物の仕切りが定められている。
  2. 建設廃棄物処理指針(環境省)では,作業所内で廃棄物を種類ごとに分別し,分別容器・保管場所を表示して混合を防ぐことを求めている。
引っかけ:作業所内での「分別・保管」の対策を書く。収集運搬・処分の委託契約やマニフェストの交付は分別・保管の対策ではない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 平成29年度(2017年10月1日(日)実施) 問題11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する