平成28年度 問題2論点:土工重要度 A未着手

建設発生土の現場利用と安定処理(穴埋め)

これは1級土木施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年10月2日(日)実施) 問題2の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。

建設発生土の現場利用に関する次の文章の[  ]の(イ)〜(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) 高含水比状態にある材料あるいは強度の不足するおそれのある材料を盛土材料として利用する場合,一般に天日乾燥などによる(イ)処理が行われる。

天日乾燥などによる(イ)処理が困難な場合,できるだけ場内で有効活用をするために,固化材による安定処理が行われている。

(2) 一般に安定処理に用いられる固化材は,(ロ)固化材や石灰・石灰系固化材であり,石灰・石灰系固化材は改良対象土質の範囲が広く,粘性土で特にトラフィカビリティーの改良目的とするときには,改良効果が早期に期待できる(ハ)による安定処理が望ましい。

(3) 安定処理の施工上の留意点として,石灰・石灰系固化材の場合,白色粉末の石灰は作業中に粉じんが発生すると,作業者のみならず近隣にも影響を与えるので,作業の際は風速,(ニ)に注意し,粉じんの発生を極力抑えるようにして,作業者はマスク,防じんメガネを使用する。

石灰・石灰系固化材と土との反応はかなり緩慢なため,十分な(ホ)期間が必要である。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

(イ)脱水
(ロ)セメント・セメント系(セメント・セメント系・セメント及びセメント系 も正解)
(ハ)生石灰
(ニ)風向(風向き も正解)
(ホ)養生

解き方

  1. 道路土工 盛土工指針(平成22年度版)と建設発生土利用技術マニュアルの,高含水比の土の利用による。高含水比の土や強度が不足する土は,まず天日乾燥(ばっ気乾燥)などによる脱水処理で含水比を下げ,それが難しいときに固化材による安定処理を行う。
  2. 安定処理の固化材はセメント・セメント系固化材と石灰・石灰系固化材。生石灰は土中の水と反応して吸水・発熱し,含水比を早く下げるので,粘性土のトラフィカビリティーの改良に向く。
  3. 石灰の粉じんは風速・風向に注意して抑え,石灰と土の反応(ポゾラン反応)は緩慢なので十分な養生期間をとる。
引っかけ:(ハ)は「石灰・石灰系固化材」の中でも,吸水・発熱で早期に効果が出る「生石灰」(消石灰ではない)。(イ)は天日乾燥で水分を抜く「脱水」処理。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 平成28年度(2016年10月2日(日)実施) 問題2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する