令和7年度 問題A No.4論点:構造力学重要度 B配点 1点未着手

引張応力を表す式

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「構造力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図は引張力と引張応力との関係を表しているが,(ア)のように直径Dの部材の両端に軸に沿って離れ合う向きの一対の外力Pが作用しているとき,(イ)のように部材の軸に沿って引張力が生じることとなる。この場合(ウ)のように断面に生じる,引張応力σtを表す次の式のうち,正しいものはどれか。

引張力と引張応力の図。(ア)離れ合う向きの外力:軸をもつ直径Dの円柱の部材(断面積A)の上端に上向きの外力P,下端に下向きの外力Pが作用している。(イ)引張力:部材を途中の断面で切り離すと,各断面に軸に沿って引張力(内力)N = Pが生じている。(ウ)引張応力:切り離した断面に一様に分布する引張応力(内力)σtが生じている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) σt = 4P / (πD²)

解き方

  1. 引張応力は、断面に一様に分布する内力 N = P を断面積Aで割って σt = N/A で求める。
  2. 直径Dの円形断面の断面積は A = πD²/4 である。
  3. よって σt = P/(πD²/4) = 4P/(πD²) となり、(3) が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. (1)誤り。πD は円周の長さであり断面積ではないので、応力の式にならない。
  2. (2)誤り。P を円周 πD で割っており、断面積で割っていない。
  3. (3)正しい。σt = P/A = P/(πD²/4) = 4P/(πD²) である。
  4. (4)誤り。πD² は断面積 πD²/4 の4倍であり、応力を1/4に小さく見積もる。
引っかけ:半径rなら A = πr²、直径Dなら A = πD²/4。係数4の有無を取り違えやすい。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する