令和6年度 問題A No.4論点:構造力学重要度 B配点 1点未着手

台形の図心と断面一次モーメント

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「構造力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図の台形の図心Gに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

ただし,図形の密度及び厚さは均一なものとする。

原点Oのxy座標上にある台形。下辺はx軸に平行,右辺はy軸に平行(右上と右下の角は直角),左辺は右上がりの斜辺で,上辺は下辺より短い。台形の内部に図心G(x0,y0)があり,y軸からGまでの水平距離をx0,x軸からGまでの鉛直距離をy0として示している。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 図心は,x軸,y軸に関する断面一次モーメントが,ともに0以外の値となる直交軸の交点といえる。

解き方

  1. 断面一次モーメントは Sx = ΣAi・yi,Sy = ΣAi・xi で表され,図心の座標は x0 = Sy / A,y0 = Sx / A で求める。
  2. 図心を通る軸に関する断面一次モーメントは0になるので,図心は断面一次モーメントがともに0となる直交軸の交点である。
  3. したがって「ともに0以外の値となる直交軸の交点」とした(4)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。密度・厚さが均一なら図心は重心と一致し,座標G(x0,y0)で表せる。
  2. (2)適当。台形は長方形と三角形などに分割し,各断面一次モーメントを足し合わせて求める。
  3. (3)適当。分割した各断面の面積に図心までの座標値を掛けて合計したものである。
  4. (4)適当でない。図心は断面一次モーメントがともに0となる直交軸の交点である。
引っかけ:図心を通る軸では断面一次モーメントは0,断面二次モーメントは最小になる。両者を混同しないこと。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する