令和7年度 問題A No.23論点:鋼構造物重要度 A配点 1点未着手

鋼橋に用いる耐候性鋼材

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

鋼橋に用いる耐候性鋼材に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 耐候性鋼材を用いた箱桁や鋼製橋脚等の内面は,閉鎖された空間であり結露が生じやすいため,普通鋼材と同様に内面用塗装仕様とする。

解き方

  1. 鋼道路橋防食便覧では、耐候性鋼材を用いた箱桁や鋼製橋脚等の内面は閉鎖された空間で結露が生じやすく保護性さびが形成されにくいので、普通鋼材と同様に内面用塗装仕様とするとしている。
  2. 保護性さびの生成には、湿潤状態が長く続かず適度な乾湿の繰返しがあることが必要で、飛来塩分の多い地域では表面処理剤を塗布しても適用は推奨されない。
  3. 黒皮除去は製品ブラストの方が原板ブラストより汚れが少なく、さびの均一性に優れる。よって適当なものは (2) である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。正しくは湿潤状態が継続せず、適度な乾湿の繰返しがある環境で緻密なさびが生成する。
  2. (2)適当。箱桁や鋼製橋脚の内面は結露しやすいので、普通鋼材と同様に内面用塗装仕様とする。
  3. (3)適当でない。飛来塩分の多い地域では、表面処理剤を塗布しても耐候性鋼材の使用は推奨されない。
  4. (4)適当でない。汚れが少なく、さびの均一性に優れるのは製品ブラストの方である。
引っかけ:(1) は「乾湿の繰返しがない」と一語だけ変えている。乾湿の繰返しは緻密なさびができる条件である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する