海岸堤防の施工上の留意点
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.43の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
海岸堤防の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 表法被覆工でコンクリートを場所打ちする際,特に緩傾斜の場合には,施工継手はクラックを生じさせないように水平打ち継ぎとする。
解き方
- 海岸保全施設の技術上の基準・同解説では、表法被覆工のコンクリートを場所打ちする場合、特に緩傾斜の場合には、クラックを生じさせないよう施工継手に配慮し、水平打継ぎは避けるとしている。
- 水平打継ぎは法面方向の弱面となり、ひび割れや堤体土砂の吸出しの原因となるため、(3)の「水平打ち継ぎとする」が誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。強度の低い地盤に施工する場合は、必要に応じて押え盛土や地盤改良等を考慮する。
- (2)適当。盛土材は多少粘土を含む砂質・砂礫質土とし、適当な含水量で各層全面を均等に締め固める。
- (3)適当でない。緩傾斜の表法被覆工を場所打ちする場合、施工継手は水平打継ぎを避ける。
- (4)適当。海上工事は波浪・潮汐・潮流の影響で作業時間が制限されるため、施工条件の考慮が重要である。
引っかけ:「クラックを生じさせないように」という目的は正しく、手段(水平打継ぎ)が逆になっている点に気付きにくい。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する