令和6年度 問題A No.5論点:水理学重要度 B配点 1点未着手

管路の流速と流量を求める式

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「水理学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図の定常流の流れの管において,断面①(直径d1)を通過する水の流速がv1であるとき,断面②(直径d2)の「流速v2」及び「流量Q2」を求める式の次の組合せのうち,適当なものはどれか。

定常流の管の図。左側の太い管の断面①(直径d1)を流速v1で水が流れ,テーパー部で管が細くなり,右側の細い管の断面②(直径d2)を流速v2で流れる。断面②の流量をQ2とする。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 流速 v2 = (d1 / d2)² × v1 ― 流量 Q2 = (π × d1² / 4) × v1

解き方

  1. 定常流では連続の式 Q = A1・v1 = A2・v2 が成り立ち,円管の断面積は A = πd²/4 である。
  2. v2 = (A1 / A2) × v1 = (πd1²/4) / (πd2²/4) × v1 = (d1 / d2)² × v1 となる。
  3. 流量はどの断面でも等しいので Q2 = Q1 = (π × d1² / 4) × v1 である。よって(1)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。v2 = (d1/d2)²×v1,Q2 = Q1 = (πd1²/4)×v1 である。
  2. (2)適当でない。断面②の面積に掛けるのは v2 であり,(πd2²/4)×v1 は流量にならない。
  3. (3)適当でない。流速は断面積に反比例するので (d1/d2)²×v1 であり,流量の式も1/4が抜けている。
  4. (4)適当でない。流速の比が逆であり,円の断面積は πd²/4 である。
引っかけ:管が細くなると流速は大きくなる(断面積に反比例)。円の断面積を πd² としないこと。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する