令和5年度 問題B No.6論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

ネットワーク式工程表(作業の遅延)

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.6の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図のネットワーク式工程表で示される工事で,作業Fに4日の遅延が発生した場合,次の記述のうち,適当なものはどれか。

ただし,図中のイベント間のA〜Jは作業内容,数字は作業日数を示す。

ネットワーク式工程表。イベントは⓪〜⑦。作業(矢線)と作業日数:A(⓪→③)5日,B(⓪→①)7日,C(⓪→②)6日,D(①→⑤)6日,E(③→⑤)12日,F(②→④)4日,G(④→⑤)6日,H(②→⑥)8日,I(⑤→⑦)12日,J(⑥→⑦)11日。②から③へ破線の矢線(ダミー)がある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 当初の工期より2日遅れる。

解き方

  1. 当初の最早結合点時刻は、①7、②6、③=max(5, 6+0)=6(ダミー②→③)、④=6+4=10、⑤=max(7+6=13, 6+12=18, 10+6=16)=18、⑥=6+8=14、⑦=max(18+12=30, 14+11=25)=30日で、クリティカルパスはC→ダミー→E→I(30日)である。
  2. 作業Fが4日遅れて8日になると、④=6+8=14、⑤=max(13, 18, 14+6=20)=20、⑦=max(20+12=32, 25)=32日となる。
  3. 工期は32-30=2日遅れ、クリティカルパスはC→F→G→I(6+8+6+12=32日)に変わるので、(2)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。遅延後の工期は32日で、当初の30日より遅れる。
  2. (2)適当。C→F→G→Iが32日となり、当初工期30日より2日遅れる。
  3. (3)適当でない。Fには2日の余裕があるので、4日遅れても工期の遅れは2日である。
  4. (4)適当でない。クリティカルパスはC→ダミー→E→IからC→F→G→Iに変わる。
引っかけ:Fの遅延日数4日をそのまま工期の遅れとしないこと。Fを通る経路の余裕日数(30-28=2日)を差し引く。ダミー②→③を見落とすとEの開始が5日となり、当初工期を29日と誤る。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する