令和5年度 問題B No.27論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

工程管理曲線(バナナ曲線)

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.27の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

工程管理曲線(バナナ曲線)を用いた工程管理に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

①工程計画は,全工期に対して出来高を表すバナナ曲線の勾配が,工事の初期→中期→後期において,急→緩→急となるようにする。

②実施工程曲線が限度内に進行を維持しながらも,バナナ曲線の下方限界に接近している場合は,直ちに対策をとる必要がある。

③実施工程曲線がバナナ曲線の上方限界を超えたときは,工程遅延により突貫工事が不可避となるので,施工計画を再検討する。

④予定工程曲線がバナナ曲線の許容限界からはずれるときには,一般的に不合理な工程計画と考えられるので,再検討を要する。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) ②④

解き方

  1. 工程管理曲線(バナナ曲線)で管理する出来高累計曲線は、初期と後期の勾配が緩く中期が急なS字形になるように計画するので、急→緩→急とした①は誤りである。
  2. 実施工程曲線が下方限界に近づいたら遅れの兆候として直ちに対策をとる(②)。上方限界を超えたときは工程が進みすぎて不経済になっているおそれがあり、工程遅延ではないので③は誤りである。予定工程曲線が許容限界から外れる計画は不合理であり再検討する(④)。よって②④の(4)となる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。①は勾配が緩→急→緩が正しく、③は上方限界超過を遅延としている。
  2. (2)適当でない。①は勾配の順序が逆である。
  3. (3)適当でない。③の上方限界超過は工程の進みすぎで、遅延ではない。
  4. (4)適当。②④が適当で、①は勾配の順序、③は上方と下方の意味が誤っている。
引っかけ:上方限界を超える=進みすぎ、下方限界を下回る=遅れ、と区別する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する