令和5年度 問題B No.28論点:安全管理重要度 A配点 1点未着手

車両系建設機械の災害防止措置

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.28の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

車両系建設機械の災害防止のために事業者が講じるべき措置に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,労働安全衛生法令上,正しいものの数は次のうちどれか。

①車両系建設機械を用いて作業を行うときは,あらかじめ,使用する車両系建設機械の種類及び能力,運行経路,作業の方法を示した作業計画を定め,作業を行わなければならない。

②路肩,傾斜地等で車両系建設機械を用いて作業を行う場合で,当該車両系建設機械が転倒又は転落する危険性があるときは,誘導者を配置して誘導させなければならない。

③車両系建設機械を用いて作業を行うときは,運転中の車両系建設機械に接触することにより労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に,労働者を立ち入らせてはならない。

④車両系建設機械の運転者が離席する時は,原動機を止め,又は,走行ブレーキをかける等の逸走を防止する措置を講じなければならない。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 3つ

解き方

  1. ①は労働安全衛生規則 第155条(作業計画)、②は第157条第2項(転倒・転落のおそれのある場合の誘導者の配置)、③は第158条(接触の防止)に沿った記述で正しい。
  2. 第160条第1項第2号は、運転者が運転位置から離れるときは「原動機を止め、かつ、走行ブレーキをかける等」の逸走防止措置を講じさせると定めており、「又は」とした④は誤りである。正しいものは3つである。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。①②③の3つが正しい。
  2. (2)適当でない。①②③の3つが正しい。
  3. (3)適当。①②③が正しく、④は「原動機を止め、かつ、走行ブレーキ」が正しい。
  4. (4)適当でない。④は「又は」ではなく「かつ」であり誤りである。
引っかけ:離席時は、バケット等を地上に下ろすことと、原動機の停止「かつ」走行ブレーキの両方が必要である。
現行法令との関係:安衛則第158条は2025年4月1日施行の改正(令和6年厚生労働省令第80号)で「労働者を立ち入らせてはならない」から、作業に従事する者(2026年4月1日以降は「作業従事者」)が立ち入ることを表示その他の方法で禁止する規定に改められた。③の趣旨(接触の危険がある箇所への立入禁止)は現行でも成り立ち、この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する