施工管理体制(元請負者の責務)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.23の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
施工管理体制に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
元請負者は,すべての関係請負人の[ (イ) ]を明確にして,これらのすべてを管理・監督しつつ工事の適正な施工の確保を図ることが必要である。
元請負者は,下請負人の名称,当該下請負人に係る[ (ロ) ]を記載した施工体制台帳を現場ごとに備え付け,発注者から請求があれば,閲覧に供しなければならない。
元請負者は,下請負人に対して,その下請けした工事を他の建設業者に下請けさせた場合は,[ (ハ) ]の提出を書面で義務づけ,その書面を工事現場の見やすい場所に掲示しなければならない。
元請負者は,各下請負人の施工分担関係を表示した[ (ニ) ]を作成し,工事関係者全員に施工分担関係がわかるように工事現場の見やすい場所に掲示しなければならない。
解答欄
正解
正解:(2) (イ) 役割分担 ― (ロ) 工事の内容及び工期等 ― (ハ) 再下請通知書 ― (ニ) 施工体系図
解き方
- 元請負者はすべての関係請負人の役割分担を明確にして管理・監督する(イ)。建設業法 第24条の8第1項・第3項により、施工体制台帳には下請負人の名称、当該下請負人に係る建設工事の内容及び工期等を記載して現場ごとに備え置き(ロ)、発注者から請求があれば閲覧に供する。
- 同法施行規則 第14条の3により、下請負人に再下請負通知(再下請通知書)を行うべき旨を書面で通知し、その書面を現場に掲示する(ハ)。同法第24条の8第4項により、各下請負人の施工の分担関係を表示した施工体系図を現場の見やすい場所に掲げる(ニ)。よって(2)となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(イ)は役割分担、(ロ)は工事の内容及び工期等、(ニ)は施工体系図である。
- (2)適当。役割分担・工事の内容及び工期等・再下請通知書・施工体系図が正しい。
- (3)適当でない。(イ)は役割分担、(ハ)は再下請通知書、(ニ)は施工体系図である。
- (4)適当でない。(ロ)は工事の内容及び工期等、(ハ)は再下請通知書である。
引っかけ:施工分担関係を示すのは施工体系図で、工程管理図ではない。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する