公共工事の原価管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題B No.24の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
公共工事における工事の原価管理に関する①〜④の記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せはどれか。
① 原価管理において施工担当者は,常に工事の原価を把握し,実行予算と発生原価の対比・評価を行う必要がある。
② 原価管理は,天災その他不可抗力による損害について考慮する必要はないが,設計図書と工事現場の不一致,工事の変更・中止,物価・労賃の変動について考慮する必要がある。
③ 原価管理を有効に実施するには,管理の重点をどこにおくかの方針を持ち,どの程度の細かさでの原価計算を行うかを決めておくことが必要である。
④ 原価管理は,施工改善・計画修正・設計変更等があれば修正実行予算を作成して,これを基準として再び管理サイクルを回していくことになる。
解答欄
正解
正解:(4) ①③④
解き方
- 原価管理では、施工担当者が常に原価を把握して実行予算と発生原価を対比・評価し(①)、管理の重点と原価計算の細かさを決めておき(③)、施工改善・計画修正・設計変更等があれば修正実行予算を作って管理サイクルを回す(④)。
- 天災その他不可抗力による損害も、公共工事標準請負契約約款第30条による発注者負担の請求や受注者の負担分を含めて原価に影響するので考慮する必要がある。考慮不要とした②は適当でない。
- よって①③④の(4)である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。③も適当なので①③④となる。
- (2)適当でない。②は不可抗力による損害も考慮が必要で適当でない。
- (3)適当でない。②は適当でない。
- (4)適当。①③④が適当である。
引っかけ:不可抗力による損害は約款上発注者が負担する部分があるが、受注者の負担分もあり、原価管理では考慮が要る。
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論点ページ:施工計画の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題B No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する