令和8年度 問題B No.22論点:施工計画重要度 A配点 1点未着手

施工計画における建設機械の選定

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題B No.22の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

施工計画における建設機械の選定に関する①〜④の記述のうち,適当なものの数はどれか。

① 建設機械の選定においては,機械の作業能率,稼働率の決定が重要であり,作業能率は地形,気象,運転手の熟練度等多くの要素が関連するため,実績データ等に基づき選定する。

② 建設機械の選定においては,機械の能力・性能,作業場の面積等により,最も適したものを選定し,その機械が平均能率を発揮できる施工方法を選定する。

③ 組合せ機械の選定においては,主要機械の能力を最大限に発揮させるため作業体系を並列化する。

④ 組合せ機械の選定においては,従作業の施工能力を主作業の施工能力と同等,あるいは幾分高めにする。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 3つ

解き方

  1. 建設機械の選定で重要なのは、施工速度に大きく影響する機械の作業能率と稼働率の決定である。作業能率は地形・気象・運転手の熟練度など多くの要素に左右されるので、実績データ等に基づいて決める。①は適当である。
  2. 建設機械は機種・性能によって適用範囲が異なり、同じ機能の機械でも現場条件で施工能力が変わる。そこで機械の能力・性能や作業場の面積等から最も適した機械を選び、その機械が「最大能率」を発揮できる施工方法を選定する。②は「平均能率」としている点が誤りで、適当でない。
  3. 組合せ機械では、作業能力の最も小さい機械で全体の能力が決まる。そこで主要機械の能力を最大限に発揮させるため作業体系を並列化し(③)、従作業の施工能力を主作業の施工能力と同等、あるいは幾分高めにする(④)。③④は適当である。
  4. 令和3年度 No.24 でも「その機械が(最大能率)を発揮できる施工法を選定する」が正答とされ、令和6年度 No.24 では「平均能率を発揮できる施工法を選定する」が適当でないとされている。適当なものは①③④の3つで、(3)となる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。適当なものは①③④の3つである。
  2. (2)適当でない。適当なものは①③④の3つで、②だけが適当でない。
  3. (3)適当。①③④が適当で、②は「平均能率」ではなく「最大能率」を発揮できる施工方法を選ぶので適当でない。
  4. (4)適当でない。②は「最大能率」とすべきところを「平均能率」としており、適当でない。
引っかけ:「最大能率」と「平均能率」の入れ替えが定番のひっかけ。機械の作業能力は時間当たりの平均作業量で算定するが、施工方法はその機械が最大能率を発揮できるように選ぶ。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題B No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する