道路土工の地下排水工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路土工における地下排水工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) しゃ断排水層は,降雨による盛土内の浸透水を排水するため,路盤よりも下方に透水性の極めて高い荒目の砂利,砕石を用い,適切な厚さで施工する。
解き方
- 道路土工-盛土工指針の地下排水工のうち、しゃ断排水層は、地下水位が高い箇所で地下水や毛管水が路床・路盤へ上昇するのを遮断するため、路盤より下方に透水性の極めて高い荒目の砂利・砕石で設ける層である。
- 降雨による盛土内の浸透水を排水するのは水平排水層や地下排水溝の役割であり、目的を取り違えた(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。しゃ断排水層は地下水や毛管水の路床・路盤への上昇を遮断するために設ける。
- (2)適当。水平排水層は盛土内の間隙水圧を下げるため、透水性材料で勾配と層厚を確保する。
- (3)適当。基盤排水層は地山からの水の浸透を防ぐため、透水性が高く強い材料を地山表面に敷く。
- (4)適当。地下排水溝は浸透水を排除するもので、沢を埋めた盛土では旧沢地形に沿って設ける。
引っかけ:材料(荒目の砂利・砕石)と位置(路盤より下方)は正しく、目的だけが水平排水層のものにすり替えられている。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する