仮設工事計画立案の留意事項
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.21の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
仮設工事計画立案の留意事項に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
仮設工事の材料は,一般の市販品を使用して可能な限り規格を統一し,その主要な部材については他工事[ (イ) ]計画にする。
仮設構造物設計における安全率は,本体構造物よりも割引いた値を[ (ロ) ]。
仮設工事計画では,取扱いが容易でできるだけユニット化を心がけるとともに,[ (ハ) ]を考慮し,省力化が図れるものとする。
仮設構造物設計における荷重は短期荷重で算定する場合が多く,また,転用材を使用するときには,一時的な短期荷重扱い[ (ニ) ]。
解答欄
正解
正解:(2) (イ) にも転用できる ― (ロ) 採用することが多い ― (ハ) 作業員不足 ― (ニ) は妥当ではない
解き方
- 仮設工事の主要部材は他工事にも転用できる計画とし、仮設構造物の安全率は本体構造物より割り引いた値を採用することが多い。
- ユニット化による省力化は作業員不足を考慮したものであり、荷重は短期荷重で算定することが多いが、繰り返し使って損傷や断面欠損のおそれがある転用材を使うときは、一時的な短期荷重扱いは妥当ではない。
- よって(2)の組合せが適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(イ)(ロ)(ハ)(ニ)のすべてが誤りである。
- (2)適当。にも転用できる、採用することが多い、作業員不足、は妥当ではない、の組合せである。
- (3)適当でない。(イ)(ロ)(ハ)が誤り。仮設材は転用を前提とし、安全率は割り引くことが多い。
- (4)適当でない。(ニ)が誤り。転用材は損傷等があるので、一時的な短期荷重扱いは妥当ではない。
引っかけ:(2)と(4)は(ニ)だけが違う。転用材は劣化しているおそれがあるので、短期荷重の割増しを安易に使わない。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する