コンクリート用細骨材の品質
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート用細骨材の品質に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 砕砂に含まれる微粒分の石粉は,コンクリートの単位水量を増加させ,材料分離が顕著となるためできるだけ含まないようにする。
解き方
- 砕砂に含まれる微粒分(石粉)は単位水量を増やす一方で、適量であれば材料分離を抑え、ワーカビリティーを改善する効果がある(コンクリート標準示方書[施工編])。
- そのため石粉は「できるだけ含まない」のではなく、JIS A 5005 の微粒分量の限度内で管理する。(2) は「材料分離が顕著となる」としており適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。砕砂は粒形判定実積率で粒形を判定し、角ばりや細長い粒・扁平な粒の少ないものを選ぶ。
- (2)適当でない。石粉は適量なら材料分離を抑える効果がある。分離が顕著になるとする点が誤りである。
- (3)適当。多孔質の粒子は密度が小さく吸水率が大きいため、耐凍害性を損なう原因となる。
- (4)適当。異なる細骨材を混合する場合の塩化物量は、混合後の試料で測って規定に適合すればよい。
引っかけ:石粉が単位水量を増やす点は正しいが、材料分離に対しては抑える側に働く。前半の正しい記述につられないようにする。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する