コンクリートの養生
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.8の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの養生に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) コンクリートに給熱養生を行う場合は,熱によりコンクリートからの水の蒸発を促進させ,コンクリートを乾燥させるようにする。
解き方
- 給熱養生を行う場合は、熱でコンクリートが乾燥しないよう、散水等で湿潤状態を保つ(コンクリート標準示方書[施工編]寒中コンクリート)。
- (4) は乾燥を促すとしており、養生の目的に反する。なお、湿潤養生期間の標準は日平均気温15℃以上で普通ポルトランドセメント5日、早強ポルトランドセメント3日である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。マスコンクリートは内外温度差を抑えるため、断熱性の高い材料で保温してゆっくり外気温に近づける。
- (2)適当。15℃以上の湿潤養生期間の標準は、普通ポルトランド5日、早強ポルトランド3日である。
- (3)適当。日平均気温4℃以下では、初期凍害を防げる強度が出るまでコンクリート温度を5℃以上に保つ。
- (4)適当でない。給熱養生では熱による乾燥を防ぐため、散水等で湿潤状態を保つ。
引っかけ:給熱は温度を確保するための手段であり、乾燥させることは目的ではない。養生の基本は「湿潤・温度・有害な作用からの保護」である。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する