ボックスカルバート周辺の裏込めの施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路の盛土区間に設置するボックスカルバート周辺の裏込めの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 裏込め部は,確実な締固めができるスペースの確保,施工時の排水処理の容易さから,盛土を先行した後に施工するのが望ましい。
解き方
- 道路土工-盛土工指針では、裏込め部は盛土に先行して施工するのが望ましいとしている。確実な締固めができる施工スペースを確保でき、施工時の排水処理も行いやすいためである。
- 盛土を先行すると、構造物と盛土の間が狭い溝状になって締固めが不十分になりやすく、水もたまりやすい。(4) は施工の先後が逆であり、適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。裏込め材には締固めが容易で非圧縮性・透水性があり、水の浸入で強度が落ちにくい材料を使う。
- (2)適当。裏込め部は水が集まりやすいので、排水勾配の確保や地下排水溝の設置等の排水対策を講じる。
- (3)適当。軟弱地盤上では沈下が大きくなりがちなので、プレロード等で供用後の沈下を小さくする。
- (4)適当でない。スペースの確保と排水処理の容易さから、裏込め部は盛土に先行して施工するのが望ましい。
引っかけ:理由(スペースの確保・排水処理の容易さ)は正しい文言のまま、結論の先後だけを入れ替えている。理由と結論がかみ合うかを確かめる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.7道路盛土への現場発生土の使用
令和8年度 問題A No.8TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
令和8年度 問題A No.9土工における土量の変化率
令和7年度 問題A No.7盛土材料としての現場発生土の利用
令和7年度 問題A No.8TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
論点ページ:土工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する