令和4年度 問題A No.40論点:港湾重要度 B配点 1点未着手

港湾の防波堤の施工

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.40の問題です。論点は「港湾」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

港湾の防波堤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) ケーソン式の直立堤は,海上施工で必要となる工種は少ないものの,荒天日数の多い場所では海上施工日数に著しく制限を受ける。

解き方

  1. ケーソン式の直立堤は、本体(ケーソン)をヤードやドックでドライワークにより製作できるので施工が確実である。一方、ケーソンの曳航・据付け、中詰め、蓋コンクリート、上部工など海上で行う工種は多く、いずれも静穏な海象を要するため、荒天日数の多い場所では海上施工日数に著しい制限を受ける。
  2. (1)の後半「荒天日数の多い場所では海上施工日数に著しく制限を受ける」は、ほぼ同じ文が令和元年度 No.39・令和6年度 No.44・令和8年度 No.44 で適当とされている。(1)の誤りは前半の「海上施工で必要となる工種は少ない」という前提で、正しくは「本体製作をドライワークで行うことができるため,施工が確実である」。よって適当でないものは (1) である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。ケーソン式は本体をドライワークで製作できるので施工が確実だが、曳航・据付け・中詰めなど海上で行う工種は多く、「工種は少ない」という前提が誤り。荒天日数の多い場所で海上施工日数が制限される点は正しい。
  2. (2)適当。施工は確実・容易で設備も簡単だが、海上作業期間が長く広い製作用地を要する。
  3. (3)適当。施工設備・工程・管理は容易だが、水深が大きいと多量の材料と労力を要する。
  4. (4)適当。捨石部と直立部の高さの割合を調整して経済的な断面にできる。
引っかけ:後半の「荒天日数の多い場所では海上施工日数に著しく制限を受ける」は正しい記述(他の年度でも適当とされている)。誤りは前半の「海上施工で必要となる工種は少ない」で、ケーソン式の長所は「本体製作をドライワークで行えるので施工が確実」である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.40。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する