TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
TS(トータルステーション)・GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の情報化施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 情報化施工による盛土の締固め管理技術は,事前の試験施工の仕様に基づき,まき出し厚の管理,締固め回数の管理を行う品質規定方式とすることで,品質の均一化や過転圧の防止に加え,締固め状況の早期把握による工期短縮が図られる。
解き方
- 国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領」は、密度や含水比を点で測る品質規定方式を、試験施工で決めた施工仕様(まき出し厚、締固め層厚、締固め回数)に基づいてまき出し厚と締固め回数を面的に管理する工法規定方式に置き換えるものとしている。
- これにより品質の均一化、過転圧の防止、締固め状況の早期把握による工程短縮が図られる。(3) は「品質規定方式」としている点が誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。材料が事前確認したものと異なる場合は、土質試験・試験施工をやり直して品質と施工仕様を確認する。
- (2)適当。施工範囲の全面で、試験施工で決めた締固め回数を確保するようシステムで管理する。
- (3)適当でない。まき出し厚・締固め回数を管理する方式は品質規定方式ではなく工法規定方式である。
- (4)適当。施工管理データの取得でトレーサビリティが確保され、書類作成の負荷軽減等も可能となる。
引っかけ:締固め回数を管理するのは「工法」の規定であり、密度・含水比を測るのが「品質」の規定である。TS・GNSS による管理は工法規定方式と覚える。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する