ネットワーク式工程表(作業の遅延と工期)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.6の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表で示される工事で,作業Eに2日間の遅延が発生した場合,次の記述のうち,適当なものはどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Jは作業内容,数字は当初の作業日数を示す。

解答欄
正解
正解:(2) 当初の工期より2日間遅れる。
解き方
- 各イベントの最早開始時刻を求める。①=7,②=6,③=max(5, 6+0)=6(②→③はダミー),④=6+4=10,⑤=max(7+6, 6+12, 10+6)=18,⑥=6+8=14,⑦=max(18+12, 14+11)=30。当初の工期は30日で,クリティカルパスはC→ダミー→E→I(6+0+12+12=30日)である。
- 作業Eはクリティカルパス上で余裕が無いので,Eが2日遅れて14日になると,⑤=6+14=20,⑦=max(20+12, 25)=32日となり,工期は2日遅れる。クリティカルパスの経路は変わらない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。Eはクリティカルパス上で余裕が無く,遅れは1日では済まない。
- (2)適当。工期は30日から32日となり,2日遅れる。
- (3)適当でない。Eに余裕日数は無く,当初の工期どおりには完了しない。
- (4)適当でない。遅延後もC→ダミー→E→Iのままで,経路は変わらない。
引っかけ:②→③のダミーを見落とすと,③の最早時刻を5日(A)とし,クリティカルパスをA→E→Iと誤る。ダミーは日数0の順序関係として必ず計算に入れる。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する