鋼構造物の塗膜の劣化
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.45の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼構造物の塗装における塗膜の劣化に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) チェッキングは,塗膜の表面が粉化して次第に消耗していく現象であり,紫外線等により塗膜表面が分解することで生じる。
解き方
- 塗膜の表面が紫外線等で分解され、粉化して次第に消耗していく現象はチョーキング(白亜化)である(鋼道路橋防食便覧)。
- チェッキングは塗膜の表面に生じる比較的浅い割れであり、(1)は用語と現象の組合せが誤っている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。粉化して消耗するのはチョーキング。チェッキングは表面の浅い割れである。
- (2)適当。層間の気体・液体の圧力が付着力・凝集力を上回ると膨れが生じ、高湿度で起きやすい。
- (3)適当。クラッキングは塗膜の内部深く又は鋼材面まで達する割れで、目視で確認できる。
- (4)適当。付着力の低下で塗膜が欠損した状態で、結露しやすい下フランジ下面に多い。
引っかけ:チョーキング(粉化)、チェッキング(浅い割れ)、クラッキング(深い割れ)の3つを区別する。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する