急傾斜地崩壊防止工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.26の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
急傾斜地崩壊防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 待受け式コンクリート擁壁工は,斜面上部からの崩壊土砂を斜面下部で待ち受ける目的に設けられ,ポケット容量が不足する場合は地山を切土して十分な容量を確保する。
解き方
- 待受け式コンクリート擁壁工は、斜面上部から崩壊した土砂を斜面下部で受け止める施設である。ポケット容量が不足する場合でも、斜面の地山を切土して容量を確保してはならない。切土で斜面脚部が不安定になるため、擁壁の高さや設置位置の見直し等で対応する。
- したがって(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。地表水・地下水の流入を防いで斜面の安全性を高める。地表水排除工と地下水排除工がある。
- (2)適当。枠材と枠内の植生等で被覆し、風化・侵食の防止と表層崩壊の抑制を図る。
- (3)適当。転石・浮石の除去・固定や落石の捕捉を行い、崩壊防止施設に付属して設けることが多い。
- (4)適当でない。地山を切土すると斜面が不安定になるため、切土で容量を確保してはならない。
引っかけ:急傾斜地では斜面脚部の切土が崩壊を誘発する。容量不足は擁壁側の計画で解決する。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する