砂防堰堤の基礎の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.29の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
砂防堰堤の施工に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 砂礫の上にコンクリートを打ち込む場合は,転石等の泥を洗浄し,基礎面は十分水切りを行って泥濘によるコンクリート汚染が起こらないよう注意しなければならない。
解き方
- 砂防堰堤の基礎が砂礫の場合は、転石等に付いた泥を洗浄し、基礎面の水切りを十分に行って、泥濘によるコンクリートの汚染が起こらないようにする。
- 岩盤の場合は、清掃と湧水処理の後、基礎岩盤をあらかじめ吸水させ湿潤状態にしてからモルタルを敷き均して打ち込む(土木工事共通仕様書 砂防編 コンクリート堰堤本体工)。
- 基礎掘削は水中掘削を避けて締切り・水替えによりドライな状態で行い、パイピングに対しては堤底幅の拡大や遮水壁・カットオフ等で浸透路長を確保する(中部地方整備局 砂防施設設計要領 12-4)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。泥の洗浄と水切りを行い、泥濘によるコンクリートの汚染を防ぐ。
- (2)適当でない。岩盤は乾燥させず、あらかじめ吸水させ湿潤状態にして打ち込む。
- (3)適当でない。水中掘削は避け、締切りや水替えでドライな状態で掘削する。
- (4)適当でない。パイピングには堤底幅の拡大や遮水壁・カットオフで浸透路長を確保する。
引っかけ:(4) は前半の止水工(グラウト)の記述が正しく、パイピング対策の「水抜き暗渠」が誤りである。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する