地すべり防止工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.30の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地すべり防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 排土工は,排土による応力除荷に伴う吸水膨潤による強度劣化の範囲を斜面表層部に限定するため,原則として,地すべり全域に渡って,斜面に平行に切土を行うものとする。
解き方
- 排土工は、地すべり頭部の土塊を取り除いて滑動力を減らす工法であり、原則として地すべり頭部で行う(地すべり防止技術指針)。
- 地すべり全域にわたって斜面に平行に切土すると、末端部で抵抗している土塊まで除いて安定性を損なうおそれがある。
- 地表水排除工の柔軟な構造、集水井の集水ボーリングの配置、押え盛土工での下方斜面の検討はいずれも正しいので、適当でないものは (3) である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。地表水排除工は変状に追従して機能を保ち、修理しやすい柔軟な構造とする。
- (2)適当。集水ボーリングは滞水層ごとに一ないし数段、放射状に配置し、浅層地下水も同時に排除する。
- (3)適当でない。正しくは排土工は原則として地すべり頭部の土塊を排除するものとする。
- (4)適当。下方斜面に潜在すべりがあると誘発のおそれがあるので、盛土部基盤の安定性を検討する。
引っかけ:排土工は頭部、押え盛土工は末端部で行う。施工位置を取り違えないこと。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する