土留め工の施工上の留意点
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土留め工の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 腹起し材の継手部は弱点となりやすいため,ジョイントプレートを取り付けて補強し,継手位置は切ばりや火打ちの支点から遠い箇所とする。
解き方
- 腹起しの継手部は弱点となるため、ジョイントプレートで補強する。継手位置は、曲げモーメントの小さい切ばりや火打ちの支点に近い箇所とする(道路土工-仮設構造物工指針)。
- 支点から遠い位置は曲げモーメントが大きくなるため、(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。継手位置は曲げモーメントの小さい、切ばりや火打ちの支点に近い箇所とする。
- (2)適当。中間杭の位置・鉛直精度が低いと切ばり設置や本体施工に支障するため管理する。
- (3)適当。タイロッドは水平又は所定の角度で、原則として土留め壁に直角に取り付ける。
- (4)適当。掘削に伴い既設切ばりの軸力が増えてボルトが緩むことがあるため、増締めを行う。
引っかけ:「弱点だから支点から遠ざける」と考えがちだが、はりの継手は応力の小さい支点付近に設けるのが原則である。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する