ネットワーク式工程表の読み取り
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題B No.12の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Kは作業内容,日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(4) 工事開始から工事完了までの必要日数(工期)は28日である。
解き方
- 各イベントの最早時刻は、①5日、②10日、③15日、④16日、⑤=max(15+7, 16+5)=22日、⑥7日、⑦14日、⑧=max(14+7, ダミーで22)=22日、⑨=max(22+6, 22+4)=28日となる。
- 工期は28日なので(4)が適当である。クリティカルパスは⓪→①→②→③→⑤→⑨(5+5+5+7+6=28日)である。
- ⑧の最遅時刻は28−4=24日で、①→⑥→⑦→⑧は5+2+7+7=21日で⑧に達するので余裕日数は3日である。作業Kの最早開始日は22日である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。クリティカルパスは⓪→①→②→③→⑤→⑨(28日)で、④経由は27日である。
- (2)適当でない。⑧の最遅時刻24日に対して21日で達するので、余裕日数は3日である。
- (3)適当でない。ダミー⑤→⑧があるので、作業Kの最早開始日は22日である。
- (4)適当。最長経路は5+5+5+7+6=28日で、工期は28日である。
引っかけ:ダミー⑤→⑧を見落とすと、Kの最早開始日を21日と誤る。④経由(27日)と③経由(28日)の比較も確実に行う。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.6ネットワーク式工程表の読み取り
令和8年度 問題B No.25工程管理(手法・統制機能・改善機能)
令和8年度 問題B No.26各種工程表の特徴
令和8年度 問題B No.27横線式工程表(バーチャート)
令和7年度 問題B No.6ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題B No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する