令和2年度 問題B No.14論点:安全管理重要度 A配点 1点未着手

元方事業者の講ずべき措置

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題B No.14の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

労働安全衛生法令上,元方事業者の講ずべき措置等として次の記述のうち,誤っているものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 元方事業者は,関係請負人又は関係請負人の労働者が,当該仕事に関し,法律又はこれに基づく命令の規定に違反していると認めるときは,是正の措置すべてを自ら行わなければならない。

解き方

  1. 労働安全衛生法第29条第2項により、元方事業者は、関係請負人やその労働者が法令に違反していると認めるときは、是正のため必要な指示を行わなければならない。
  2. 是正の措置すべてを自ら行うとした(2)が誤りである。(1)は同条第1項、(3)は第29条の2と労働安全衛生規則第634条の2、(4)は第29条の2の施行通達の内容である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)正しい。関係請負人とその労働者が法令に違反しないよう必要な指導を行う(第29条第1項)。
  2. (2)誤り。違反を認めたときは是正のため必要な指示を行う。措置すべてを自ら行う義務はない。
  3. (3)正しい。機械等が転倒するおそれのある場所では技術上の指導等を行う(第29条の2)。
  4. (4)正しい。技術上の指導のほか、資材等の提供や自ら又は共同で行う危険防止措置も含まれる。
引っかけ:元方事業者の義務は「指導」と「指示」であり、関係請負人に代わって是正を行う義務ではない。
現行法令との関係:労働安全衛生法第29条・第29条の2は令和7年法律第33号の改正(2026年4月1日施行)で、「関係請負人の労働者」が「関係請負人に係る作業従事者」(一人親方などを含む)に改められた。この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題B No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する