コンクリート用骨材
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート用骨材に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 砂は,材料分離に対する抵抗性を持たせるため,粘土塊量が2.0%以上のものを用いなければならない。
解き方
- 粘土塊は骨材の有害物であり、細骨材(砂)の粘土塊量は1.0%以下、粗骨材は0.25%以下に制限されている(JIS A 5308 附属書A、コンクリート標準示方書[施工編:施工標準])。
- 「2.0%以上のものを用いなければならない」とする (1) は適当でない。
- 再生粗骨材H(JIS A 5021)は吸水率3.0%以下・絶乾密度2.5g/cm³以上であり、骨材の安定性は硫酸ナトリウムによる試験(JIS A 1122)で判断する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。粘土塊は有害物で、砂の粘土塊量は1.0%以下でなければならない。
- (2)適当。同一種類の骨材を混合する場合も、混合前の各骨材が絶乾密度の規定を満たす必要がある。
- (3)適当。再生粗骨材Hの吸水率は3.0%以下、絶乾密度は2.5g/cm³以上である。
- (4)適当。安定性試験は硫酸ナトリウムの結晶圧による破壊作用を応用する(JIS A 1122)。
引っかけ:有害物の量は「〜以下」で規定される。「材料分離抵抗性」はもっともらしい理由付けだが、粘土塊は強度や耐久性を下げる。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する