建設発生土の盛土への利用
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設発生土を盛土に利用する際の留意点に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 道路の路床盛土に第1種及び第2a種建設発生土のような細粒分が多く含水比の高い土を用いる場合は,砂質系土などを混合することにより締固め特性を改善することができる。
解き方
- 発生土利用基準(国土交通省、平成18年)では、第1種は砂・礫、第2種は砂質土・礫質土、第3種・第4種は粘性土など細粒分の多い土に区分される。
- 細粒分が多く含水比の高い土は第3種・第4種建設発生土であり、第1種・第2a種をその例とした (4) は適当でない。
- 第3種・第4種を路床に用いる場合は、締め固めても強度が不足するおそれがあるため、セメントや石灰による安定処理が一般的である(道路土工 盛土工指針)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。路体の土は施工が容易で締固め後の強さが大きく、侵食に強く膨潤性の低いものがよい。
- (2)適当。トラフィカビリティーが確保できない土は水切り・天日乾燥・良質土混合などで改良する。
- (3)適当。第3種・第4種を路床に用いる場合は、一般にセメントや石灰で安定処理する。
- (4)適当でない。第1種・第2a種は細粒分の少ない砂・礫系の土で、例示が誤りである。
引っかけ:区分番号と土質の対応(第1種=砂・礫 … 第4種=粘性土)を押さえていないと、もっともらしい文に見えて見落とす。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する