TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
TS(トータルステーション)・GNSS(衛星測位システム)を用いた盛土の情報化施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 盛土の締固め管理技術は,工法規定方式を品質規定方式にすることで,品質の均一化や過転圧の防止などに加え,締固め状況の早期把握による工程短縮がはかられるものである。
解き方
- TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領(国土交通省、令和2年3月)は、この技術を、密度や含水比を点で測る品質規定方式から、試験施工で決めたまき出し厚・締固め回数を面的に管理する工法規定方式に切り替えるものと位置づけている。
- 「工法規定方式を品質規定方式にする」と向きを逆に書いた (1) が適当でない。
- 同要領では、まき出し厚は締固め層厚分布の記録で間接的に管理し、締固め機械の走行位置を追尾・記録して締固め回数を管理する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。品質規定方式を工法規定方式にすることで、品質の均一化や工程短縮が図られる。
- (2)適当。マシンガイダンスは機械の位置と三次元設計データとの差分をオペレータに示す技術である。
- (3)適当。まき出し厚は締固め層厚分布の記録をもって間接的に管理する。
- (4)適当。走行位置を追尾・記録し、規定の締固め度が得られる回数を面的に管理する。
引っかけ:TS・GNSSで管理するのは締固め回数(工法規定)であり、密度(品質規定)ではない。方式の向きの入れ替えに注意する。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.7道路盛土への現場発生土の使用
令和8年度 問題A No.8TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
令和8年度 問題A No.9土工における土量の変化率
令和7年度 問題A No.7盛土材料としての現場発生土の利用
令和7年度 問題A No.8TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
論点ページ:土工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する