コンクリート構造物の品質・健全度の試験
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.31の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート構造物の品質や健全度を推定するための試験に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 電磁誘導を利用する試験方法は,コンクリートの圧縮強度及び鋼材の位置,径,かぶりを非破壊的に調査するのに適している。
解き方
- 電磁誘導を利用する試験方法は、コンクリート中の鋼材の位置・径・かぶりの非破壊調査に用いるもので、コンクリートの圧縮強度は推定できない。
- 圧縮強度の推定には、コア供試体の圧縮強度試験(JIS A 1107、高さと直径の比による補正)や反発度法(リバウンドハンマ)が用いられる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。コアの圧縮強度は高さと直径の比h/dによる補正係数で補正する(JIS A 1107)。
- (2)適当。反発度は含水状態や中性化の影響を受け、単独での高精度な強度推定は難しい。
- (3)適当。超音波の伝播特性からコンクリートの品質やひび割れ深さを把握する。
- (4)適当でない。電磁誘導法は鋼材の位置・径・かぶりの調査用で、圧縮強度は調べられない。
引っかけ:電磁誘導法・電磁波レーダ法は鉄筋探査、強度推定は反発度法・コア試験と区別する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する