鋼橋の防食法(塗装・めっき等)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.45の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼橋の防食法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 耐候性鋼は,鋼材表面に生成される保護性さびによってさびの進展を抑制するものであるが,初期の段階でさびむらやさび汁が生じた場合は速やかに補修しなければならない。
解き方
- 鋼道路橋防食便覧では、耐候性鋼は初期にさびむらやさび汁が生じることがあるが、数年かけて緻密な保護性さびが形成される過程の一時的な現象としている。
- したがって初期のさびむら等で直ちに補修する必要はなく、経過を観察して異常な腐食の有無を確かめる。よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。塗膜が酸素・水や塩類などの腐食促進物質を遮断して鋼材を保護する。
- (2)適当でない。正しくは初期のさびむら・さび汁は一時的なもので、速やかな補修は不要である。
- (3)適当。部分的な再めっきは困難なので、損傷部は金属溶射や塗装などで補修する。
- (4)適当。金属溶射は温度・湿度の施工環境の制限があり、下地処理と粗面処理の品質が重要である。
引っかけ:「さびが出たら補修」という一般感覚で選ばないこと。耐候性鋼はさびで守る鋼材である。
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→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する