ポーラスアスファルト混合物の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.31の問題です。論点は「道路・舗装」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路の排水性舗装に使用するポーラスアスファルト混合物の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) タックコートは,下層の防水処理としての役割も期待されており,原則としてアスファルト乳剤(PK-3)を使用する。
解き方
- 舗装施工便覧では、排水性舗装のタックコートは下層の防水処理の役割も期待されるため、原則としてゴム入りアスファルト乳剤(PKR-T)を使用するとしている。
- PK-3 はプライムコートや通常のタックコートに用いる乳剤であり、ポーラスアスファルト混合物の下のタックコートには用いない。よって (4) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。橋面では目地部や接合部からの浸透水が床版を傷めるため、排水処理に特に配慮する。
- (2)適当。粗骨材が多く飛散しやすいので、すりつけ最小厚さは粗骨材の最大粒径以上とする。
- (3)適当。ロードローラ・タイヤローラを用い、振動ローラを無振で代替機械とすることもある。
- (4)適当でない。正しくは原則としてゴム入りアスファルト乳剤(PKR-T)を使用する。
引っかけ:PK-3 は「タックコートの乳剤」として覚えがちだが、排水性舗装では防水性と付着性を高めるため PKR-T を用いる点が問われる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.32アスファルト舗装の路床の施工
令和8年度 問題A No.33アスファルト舗装の路盤の施工
令和8年度 問題A No.34アスファルト舗装の基層・表層の施工
令和8年度 問題A No.35アスファルト舗装の補修工法
令和8年度 問題A No.36排水性舗装の施工
論点ページ:道路・舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する