場所打ち杭の鉄筋かごの施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.14の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
場所打ち杭の鉄筋かごの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 鉄筋かごの組立ては,鉄筋かごが変形しないよう,組立用補強材を溶接によって軸方向鉄筋や帯鉄筋に堅固に取り付ける。
解き方
- 場所打ち杭の鉄筋かごは、溶接による鉄筋の材質変化や断面欠損を避けるため、組立用補強材を軸方向鉄筋や帯鉄筋に溶接して取り付けてはならず、特殊金物やなまし鉄線などで堅固に組み立てる。
- 道路橋示方書Ⅳ下部構造編も、組立て上の形状保持等のための溶接を、構造設計上考慮する鉄筋に対して行ってはならないとしている。したがって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。組立用補強材を軸方向鉄筋や帯鉄筋に溶接して取り付けてはならない。
- (2)適当。特殊金物を用いる工法やなまし鉄線で、鋼材や補強鉄筋を配置して堅固に組み立てる。
- (3)適当。自重で孔底に貫入しないよう、井げた状に組んだ鉄筋を最下端に配置するのが一般的である。
- (4)適当。径が大きいほど変形しやすいので、組立用補強材は剛性の大きいものを使う。
引っかけ:「変形しないよう堅固に」という目的は正しく、その手段に溶接を使う点が誤りである。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.17道路橋の基礎形式の種類と特徴
令和8年度 問題A No.18既製杭(中掘り・プレボーリング)の施工
令和8年度 問題A No.19場所打ち杭工法の施工
令和8年度 問題A No.20各種土留め工の特徴
令和7年度 問題A No.17道路橋の基礎形式の種類と特徴
論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.14。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する