既製杭(中掘り・プレボーリング)の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.13の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
既製杭の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) プレボーリング杭工法のソイルセメント柱は,あらかじめ掘削・泥土化した掘削孔内の孔底から杭頭部まで杭周固定液を注入し,液面が沈降した場合には適切に補充しながら造成を行う。
解き方
- プレボーリング杭工法のソイルセメント柱は、所定の深さまで掘削・泥土化した後、孔の底部に根固め液を注入・攪拌して根固部をつくり、その後に杭周固定液を注入しながら掘削攪拌装置を引き上げて杭周固定部をつくる。
- 道路橋示方書Ⅳ下部構造編も、ソイルセメント柱は根固部と杭周固定部がそれぞれ所定の形状となるよう造成するとしている。孔底から杭頭部まで杭周固定液だけを注入するとする (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。最終打撃方式では、支持層上面から杭径の3倍程度以上を残して打込みに切り替える。
- (2)適当でない。孔底部には根固め液を注入して根固部をつくり、その上部を杭周固定液で造成する。
- (3)適当。傾斜・曲がり・崩壊に注意して掘削し、崩れやすい場合はベントナイト等の掘削液を使う。
- (4)適当。沈設中は杭径以上の拡大掘りや1m以上の先掘りをせず、根固部だけ所定の形状に掘る。
引っかけ:埋込み杭では、先端の根固部(根固め液)と周面の杭周固定部(杭周固定液)で注入する液が違う点を押さえる。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する