工程管理曲線(バナナ曲線)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題B No.13の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工程管理曲線(バナナ曲線)を用いた工程管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 実施工程曲線がバナナ曲線の下方限界に接近している場合は,実施工程曲線の勾配をより緩くするよう直ちに対策をとる必要がある。
解き方
- バナナ曲線は、過去の実績から出来高累計曲線の上方許容限界と下方許容限界を示したもので、予定工程曲線はこの範囲に入るように計画する。
- 実施工程曲線が下方許容限界に近いときは工程が遅れているので、勾配を急にして(出来高の伸びを大きくして)取り戻す対策が必要である。「勾配をより緩く」とする (3) が適当でない。
- 下方許容限界を下回ると突貫工事が避けられず、根本的な施工計画の再検討が必要となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。予定工程曲線が許容限界から外れるのは不合理な計画で、再検討を要する。
- (2)適当。下方限界を下回ると工程遅延で突貫工事が避けられず、計画の根本的な再検討が必要である。
- (3)適当でない。下方限界に近いのは遅れている状態で、勾配を急にするよう対策をとる。
- (4)適当。許容限界内でも、中期の工程はできるだけ緩やかな勾配になるよう調整する。
引っかけ:上方許容限界を超えるのは進みすぎで、不経済な施工になっていないかを検討する。上下の意味を取り違えない。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題B No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する