堤防開削時の仮締切り工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
堤防を開削する場合の仮締切り工の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 鋼矢板の二重仮締切り工に用いる中埋め土は,壁体の剛性を増す目的と鋼矢板に作用する土圧をできるだけ低減するために,粘性土とする。
解き方
- 鋼矢板二重仮締切りの中埋め土は、壁体の剛性を増し、鋼矢板に作用する土圧をできるだけ小さくするため、良質な砂質土を用いる(仮締切堤設置基準(案))。
- 粘性土は土圧が大きくせん断抵抗も期待しにくいため、中埋め土には適さない。(4)は誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。仮締切り完成前に開削せず、撤去は堤防の復旧か代替構造物の完成後に行う。
- (2)適当。掘削中は鋼矢板の変形、中埋め土の流出、ボイリング・ヒービングの兆候を監視する。
- (3)適当。開削する堤防と同等の機能が要り、天端高・強度の確保と洗掘対策を行う。
- (4)適当でない。中埋め土は壁体の剛性を増し土圧を小さくするため、砂質土とする。
引っかけ:遮水性の点から粘性土がよいと考えやすいが、中埋め土に求められるのは剛性とせん断抵抗であり、遮水は鋼矢板が受け持つ。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する