レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.29の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
JIS A 5308に規定されるレディーミクストコンクリートに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 呼び強度が36以下の普通コンクリートには,JISに規定される再生骨材Mを用いてもよい。
解き方
- JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)で使用できる再生骨材は再生骨材H(JIS A 5021)に限られる。再生骨材Mを用いたコンクリートはJIS A 5022、再生骨材Lを用いたコンクリートはJIS A 5023で別に規定されている。
- したがって、呼び強度36以下の普通コンクリートに再生骨材Mを用いてよいとした(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。JIS A 5308の附属書に適合するスラッジ水は、普通コンクリートの練混ぜ水に使える。
- (2)適当でない。JIS A 5308で使える再生骨材は再生骨材Hで、再生骨材MはJIS A 5022の対象である。
- (3)適当。高強度コンクリート以外では、JIS A 5011に規定するスラグ骨材を使用できる。
- (4)適当。普通エコセメントは、高強度コンクリート以外であれば使用できる。
引っかけ:再生骨材にはH・M・Lの3種類があり、JIS A 5308で使えるのは品質の最も高い再生骨材Hだけである。
現行法令との関係:JIS A 5308は2019年、2024年(2024-03-21)に改正され、戻りコンクリート等から回収した骨材(回収骨材)の扱いや、安定化スラッジ水を用いる場合のスラッジ固形分率の規定などが加わった。使用できる再生骨材が再生骨材Hに限られる点は変わらず、この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:品質管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する