平成29年度 問題B No.12論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.12の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図のネットワーク式工程表に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。

ただし,図中のイベント間のA〜Kは作業内容,日数は作業日数を表す。

ネットワーク式工程表。結合点は⓪〜⑨。作業と日数:⓪→①がA(5日),①→②がB(5日),②→③がC(7日),③→⑤がD(6日),②→④がE(6日),④→⑤がF(5日),⑤→⑨がJ(6日),①→⑥がG(2日),⑥→⑦がH(6日),⑦→⑧がI(7日),⑧→⑨がK(4日)。破線の矢線(ダミー)が⑤→⑧にある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) ①→⑥→⑦→⑧の作業余裕日数は3日である。

解き方

  1. 各結合点の最早開始時刻を順に求める。①=5、②=5+5=10、③=10+7=17、④=10+6=16、⑤=max(17+6, 16+5)=23、⑥=5+2=7、⑦=7+6=13、⑧=max(13+7, ⑤からのダミーで23)=23、⑨=max(23+6, 23+4)=29となる。
  2. 工期は29日で、クリティカルパスは⓪→①→②→③→⑤→⑨(A→B→C→D→J)である。作業Kの最早開始日は⑧の最早時刻の23日である。
  3. ①→⑥→⑦→⑧の経路(G+H+I=2+6+7=15日)は、①の5日から出発して20日に⑧に達するが、⑧の最早時刻は⑤からのダミーで23日なので、余裕日数は23−20=3日となり、(2)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。⓪①②④⑤⑨は27日で、クリティカルパスは③を通る⓪①②③⑤⑨(29日)である。
  2. (2)適当。⑧の最早時刻23日に対し、①⑥⑦⑧の経路は5+15=20日で達するので余裕は3日である。
  3. (3)適当でない。作業Kの最早開始日は、⑤→⑧のダミーにより⑧の最早時刻の23日である。
  4. (4)適当でない。工期はクリティカルパス⓪①②③⑤⑨の29日である。27日はE・Fを通る経路の日数である。
引っかけ:⑤→⑧のダミーを見落とすとKの最早開始を20日と誤る。E→Fを通る経路(27日)をクリティカルパスと思い込むと(1)(4)を選びやすい。なお、この経路の余裕を工期29日から逆算した全余裕でみると5日になるが、本問は⑧に合流するまでの余裕(3日)を問うている。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する