建設発生土の埋戻しへの利用
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設発生土を工作物の埋戻しに利用する際の留意点に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 埋戻し材の最大粒径に関する基準は,所定の締固め度が得られるとともに,埋設物への損傷防止のための配慮も含まれているため,埋設物の種類にかかわらず同じ基準を用いる。
解き方
- 建設発生土利用技術マニュアルでは、埋戻し材の最大粒径の基準は、所定の締固め度の確保とともに埋設物の損傷防止を考慮して定めるとしている。
- 埋設物は管種・材質などによって損傷のしやすさが異なるため、最大粒径の基準は埋設物の種類に応じて定める必要がある。
- したがって、埋設物の種類にかかわらず同じ基準を用いるとした (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。改良土の品質・強度は画一的に定めず、埋戻し後の機能等を検討して柔軟に対応する。
- (2)適当。狭あい部は締め固めにくく、路盤・路床と同等の支持力を求められる場合もある。
- (3)適当でない。損傷防止の配慮を含むので、最大粒径の基準は埋設物の種類に応じて定める。
- (4)適当。充てん性や埋設物への影響を考え、圧縮性の小さい材料を用いる。
引っかけ:前半の理由(締固め度と損傷防止)は正しく、結論の「種類にかかわらず同じ基準」だけが誤り。理由と結論の食い違いに気づけるかが鍵である。
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論点ページ:土工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する