がけ崩れ防止工の種類と目的
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.26の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
がけ崩れ防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 落石対策工のうち落石予防工は,発生した落石を斜面下部や中部で止めるものであり,落石防護工は,斜面上の転石の除去など落石の発生を未然に防ぐものである。
解き方
- 落石対策工のうち、落石予防工は斜面上の浮石・転石の除去や固定などで落石の発生を未然に防ぐもの、落石防護工は発生した落石を斜面の中部や下部、道路際などで止めるものである(落石対策便覧)。
- (3) は両者の説明を入れ替えている。
- 排水工は地表水・地下水の流入を防ぎ、法枠工は枠内を植生工や吹付け工などで被覆し、擁壁工は脚部の安定や崩壊土砂の待受けをはかり、基礎掘削や斜面下部の切土は最小限とする。したがって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。地表水・地下水の流入を防ぎ、斜面と施設の安全性を高める。
- (2)適当。枠内を植生工や吹付け工などで被覆し、風化や侵食を防ぐ。
- (3)適当でない。予防工は発生を未然に防ぐもの、防護工は発生した落石を止めるものである。
- (4)適当。基礎掘削や斜面下部の切土は斜面の安定に影響するので最小限にする。
引っかけ:「予防」と「防護」の入替え。予防=発生させない、防護=落ちてきたものを止める、と字の意味で覚える。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する