高圧受電設備の単線結線図(地絡継電装置付き高圧交流負荷開閉器)
これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年11月12日(日)実施) 問題2 設問2-2の問題です。論点は「受変電設備」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
一般送配電事業者から供給を受ける,図に示す高圧受電設備の単線結線図について,次の問に答えなさい。
(1) アに示す機器の名称又は略称を記入しなさい。
(2) アに示す機器の機能を記述しなさい。

解答欄
正解
(1) アに示す機器の名称又は略称 模範解答
地絡継電装置付き高圧交流負荷開閉器
17 字別解
GR付PAS
地絡継電装置付きPAS
地絡継電器付き区分開閉器
(2) アに示す機器の機能 模範解答
構内で地絡事故が起きたとき地絡継電装置の動作で自動的に開き,事故を切り離して配電線への波及を防ぐ。
49 字別解
責任分界点に設け,構内の地絡を零相変流器で検出して開閉器を開き,一般送配電事業者の配電線への波及事故を防止する。
地絡事故時は自動で開路して波及事故を防ぐ。SOG機能付きは短絡時,配電線が停止して無電圧になってから開く。
要点(書けていたものにチェック)(1) アに示す機器の名称又は略称(2) アに示す機器の機能
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- アは架空引込線の直下にあり,零相変流器(丸に3)と地絡継電器(I⏚>)を備えた開閉器を囲んでいるので,地絡継電装置付き高圧交流負荷開閉器(架空引込のため柱上に設けるPAS)である。需要家と一般送配電事業者の責任分界点付近に設け,構内の地絡事故を検出して開放し,配電線全体が停電する波及事故を防ぐ。負荷開閉器なので短絡電流は遮断できず,短絡時は配電線側の遮断器が動作した後の無電圧の状態で開く方式(SOG機能)のものが多い。
- 名称は正式名称のほか略称(GR付PASなど)でもよい。機能は「何をする機器か」と「何を守る(防ぐ)ためか」を1〜2文で書く。
引っかけ:地絡継電装置(GR)や零相変流器(ZCT)だけを答えない。囲まれているのは開閉器を含む装置全体。地中引込の場合はUGSが用いられる。
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論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年11月12日(日)実施) 問題2 設問2-2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する