令和5年度 問題2 設問2-1論点:施工管理上の留意事項重要度 B未着手

施工管理上留意すべき内容(工具の取扱い・機器の搬入・分電盤の取付け・ケーブルラックの施工・電動機への配管配線・引込口の防水処理)

これは2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年11月12日(日)実施) 問題2 設問2-1の問題です。論点は「施工管理上の留意事項」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

電気工事に関する次の語句の中から2つ選び,番号と語句を記入のうえ,施工管理上留意すべき内容を,それぞれについて2つ具体的に記述しなさい。

1.工具の取扱い

2.機器の搬入

3.分電盤の取付け

4.ケーブルラックの施工

5.電動機への配管配線

6.引込口の防水処理

解答欄

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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

1. 工具の取扱い(1つ目) 模範解答

使用前に電動工具の外観,コードの損傷,絶縁被覆や接地線の有無を点検し,不良品は使用させない。

46 字
別解

工具は用途に合ったものを使い,刃物はカバーを付けて工具袋に収め,高所では落下防止ひもを付ける。

1. 工具の取扱い(2つ目) 模範解答

電動工具は漏電遮断器を設けた回路から電源をとり,使用後はスイッチを切ってプラグを抜いて保管する。

48 字
別解

圧着工具やトルクレンチは定期的に点検・校正し,所定の圧着や締付けができることを確認する。

2. 機器の搬入(1つ目) 模範解答

搬入経路の床の耐荷重,通路の幅・高さ,開口部の寸法を事前に調査し,搬入計画書を作成する。

44 字
別解

搬入日時を関係者と調整し,道路使用許可が必要な場合は事前に取得して交通誘導員を配置する。

2. 機器の搬入(2つ目) 模範解答

揚重機の能力と作業半径を確認し,合図者を定めて,つり荷の下を立入禁止にして搬入する。

42 字
別解

機器を傷つけないよう梱包・養生を行い,通路の床や壁も養生材で保護して搬入する。

3. 分電盤の取付け(1つ目) 模範解答

施工図で取付け位置と高さを確認し,アンカーボルト等で堅固に取り付けて水平・垂直を確かめる。

45 字
別解

壁の強度を確認し,重量に応じた補強や支持金物を設けて,地震時に落下・転倒しないよう固定する。

3. 分電盤の取付け(2つ目) 模範解答

盤内の端子は締付けトルクを確認して配線に回路番号を表示し,盤の金属箱には接地工事を施す。

44 字
別解

盤へのケーブルの引込み部はブッシング等で保護し,すき間をふさいで小動物や塵埃の侵入を防ぐ。

4. ケーブルラックの施工(1つ目) 模範解答

ラックはスラブ等の構造体につりボルトで取り付け,水平支持間隔を鋼製2m以下,その他1.5m以下とする。

51 字
別解

直線部と曲がり部の接続部の近くや,ラックの端部の近くにも支持を設ける。

4. ケーブルラックの施工(2つ目) 模範解答

ラック相互はボルトで機械的・電気的に接続し,自在継手部やエキスパンション部にはボンディングを施す。

49 字
別解

ラックが防火区画を貫通する部分は認定工法で耐火処理を行い,終端部にはエンドカバーを付ける。

5. 電動機への配管配線(1つ目) 模範解答

電動機の端子箱に直接接続する部分は,振動を吸収できる金属製可とう電線管を使用して配管する。

45 字
別解

電動機の金属製外箱には接地工事を施し,管端にはブッシングを付けて電線の被覆を保護する。

5. 電動機への配管配線(2つ目) 模範解答

配線後の試運転で回転方向を確認し,逆回転のときは電源側の三相のうち2線を入れ換える。

42 字
別解

電動機の定格電流に見合う太さの電線を用い,端子への接続は圧着端子で確実に締め付ける。

6. 引込口の防水処理(1つ目) 模範解答

引込口の配管は屋外側へ下り勾配をとり,雨水が管を伝って建物内へ浸入しないようにする。

42 字
別解

ケーブルは引込口の手前で下向きに曲げて水切りをつくり,雨水がケーブルを伝って入らないようにする。

6. 引込口の防水処理(2つ目) 模範解答

外壁の貫通部は耐久性のあるシーリング材等を充てんし,配管の先端にはエントランスキャップを付ける。

48 字
別解

地中からの引込みは防水鋳鉄管などを用い,管とケーブルのすき間を防水処理する。

要点(書けていたものにチェック)1. 工具の取扱い(1つ目)1. 工具の取扱い(2つ目)2. 機器の搬入(1つ目)2. 機器の搬入(2つ目)3. 分電盤の取付け(1つ目)3. 分電盤の取付け(2つ目)4. ケーブルラックの施工(1つ目)4. ケーブルラックの施工(2つ目)5. 電動機への配管配線(1つ目)5. 電動機への配管配線(2つ目)6. 引込口の防水処理(1つ目)6. 引込口の防水処理(2つ目)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. それぞれの語句(作業)について,施工の品質・安全・工程を確保するために施工管理上留意すべきことを,具体的な方法・数値・確認の手段を入れて2つ書く。2つは異なる観点(事前の確認と施工中の方法,施工と試験・記録など)にする。
  2. 根拠の例:電線の接続は標仕 第2編 2.1.1(電線に適合する接続材料,管内での接続禁止,絶縁処理),ケーブルの曲げ半径は標仕 表2.10.1(低圧ケーブル(単心以外)は仕上り外径の6倍以上),造営材沿いのケーブルの支持間隔は標仕 表2.10.2(水平に敷設するものは1m以下),ケーブルラックの支持は標仕 第2編 2.10.1(水平支持間隔は鋼製2m以下,その他1.5m以下),地中の管路は標仕 第2編 2.12.4(砂を5cm程度敷き均す,標識シート),電動機端子箱への接続は標仕 第2編 2.15.1(金属製可とう電線管),施工の試験は標仕 第2編 2.18.2(絶縁抵抗,コンセントの極性・接地の導通,電動機の回転方向)。低圧電路の絶縁抵抗値は電技第58条(対地電圧150V以下0.1MΩ以上,300V以下0.2MΩ以上,300V超0.4MΩ以上)。
引っかけ:語句の言い換えや「注意して施工する」「適切に行う」だけの記述は点になりにくい。安全の話だけに偏らず,施工管理(品質・工程・安全)上の内容を具体的に書く。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年11月12日(日)実施) 問題2 設問2-1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する