令和7年度 前期 No.49論点:電気鉄道重要度 B配点 1点未着手

交流電化区間の電車線路の構造

これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.49の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す,交流電化区間の電車線路標準構造において,部材アとイの名称の組合せとして適当なものはどれか。

交流電化区間の電車線路の立体図。コンクリート柱が線路に沿って立ち,上部に信号高圧配電線がある。電柱から線路の上方へ張り出したパイプの支持構造をアが指す。ちょう架線から縦の細い線で等間隔につり下げられ,支持構造の下側から出た金具で保持されている太い線をイが指す。ほかにちょう架線,せん絡導線,コンクリート柱が示されている。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:1.ア 可動ブラケット ― イ トロリ線

解き方

  1. アは,電柱から線路の上方へ張り出したパイプの組立てで,ちょう架線とトロリ線を支持する可動ブラケットである。
  2. イは,ちょう架線から等間隔に下がる縦の細い線(ハンガ)でつり下げられ,可動ブラケットの下側から出た金具で位置を保持されている太い線で,トロリ線である。図は遠近法で描かれているため電柱の近くを通るように見えるが,線路の上方に張られている。よって1.の組合せが適当である。
  3. ハンガはちょう架線からトロリ線をつり下げる部材で,図ではイを支える縦の細い線がこれに当たる。負き電線はBTき電方式で帰線電流を変電所へ戻すための電線で,トロリ線のようにハンガでちょう架線からつり下げられることはない。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。アは可動ブラケット,イはトロリ線である。
  2. 2.不適当。イはハンガでちょう架線からつり下げられたトロリ線で,負き電線ではない。
  3. 3.不適当。アは可動ブラケットで,イも負き電線ではなくトロリ線である。
  4. 4.不適当。イはトロリ線であるが,アはハンガではなく可動ブラケットである。
引っかけ:ちょう架線から縦に下がる細い線がハンガ,ハンガでつられた太い線がトロリ線。遠近法で電柱の近くに見えても,ハンガでつられていればトロリ線。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.49。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する