配電系統の電力損失の軽減
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.10の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配電系統に生じる電力損失の軽減対策として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.放電クランプを設置する。
解き方
- 配電線の電力損失は I²R なので,損失を減らすには電流を減らすか抵抗を減らす。太い電線への張替え(抵抗の低減),負荷の不平衡の是正,力率の改善(電流の低減),配電電圧の格上げなどが有効である。
- 放電クランプは,雷によるフラッシオーバ後の続流アークで電線が溶断するのを防ぐ器具で,電流も抵抗も変わらないので電力損失の軽減にはならない。よって1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。放電クランプは雷害対策の器具で,電力損失は減らない。
- 2.適当。太い電線にすると抵抗が小さくなり損失が減る。
- 3.適当。不平衡を是正すると一部の線に偏った電流や中性線電流が減り損失が減る。
- 4.適当。力率改善で無効電流が減り,線路電流が減るので損失が減る。
引っかけ:損失=I²R。電流を減らすか抵抗を減らす。放電クランプ・アークホーンは雷害対策。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する