令和5年度 前期 No.8論点:発電重要度 A配点 1点未着手

水力発電所の出力

これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.8の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

水力発電所の発電機出力P〔kW〕を求める式として,正しいものはどれか。

ただし,各記号は次のとおりとする。

Q:水車に流入する水量〔m³/s〕 H:有効落差〔m〕 ηg:発電機の効率 ηt:水車の効率

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:1.P = 9.8QHηgηt〔kW〕

解き方

  1. 水の位置エネルギーから,流量Q〔m³/s〕の水が有効落差H〔m〕を落ちるときの理論水力は,水1m³の質量1000kgと重力加速度9.8m/s²から 9.8QH〔kW〕となる。
  2. 水車はこのうち水車効率ηtの分を機械的出力に変え,発電機はさらに発電機効率ηgの分を電気出力に変える。よって発電機出力は P = 9.8QHηtηg〔kW〕である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.正しい。P = 9.8QHηgηt〔kW〕。
  2. 2.誤り。出力は流量に比例し,流量は1乗である。
  3. 3.誤り。効率は1より小さい値で,入力に掛けて出力を求めるので割るものではない。
  4. 4.誤り。流量の乗数も効率の扱いも誤りである。
引っかけ:出力は流量と落差に比例。効率は掛ける(1より小さい)。揚水ポンプの所要動力は逆に効率で割る。

同じ論点の過去問

令和5年度 前期の前後の問題

2級電気工事施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する