直線電流による磁界
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.2の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
無限に長い直線状導体に図に示す方向に電流I〔A〕が流れているとき,点Pにおける磁界の向きと磁界の大きさ〔A/m〕の組合せとして,適当なものはどれか。
ただし,直線状導体の中心から点Pまでの距離はr〔m〕とする。

解答欄
正解
正解:3.磁界の向き イ,磁界の大きさ I/(2πr)
解き方
- 右ねじの法則により,上向きの電流の周りには,上から見て反時計回りの磁界ができる(右手の親指を電流の向きに向けると,残りの指が磁界の向き)。円の手前右側の点Pでは,反時計回りの接線方向は右奥向きで,イの向きとなる。
- 無限長の直線電流による磁界の大きさは,アンペールの周回積分の法則から H×2πr = I より H = I/(2πr)〔A/m〕で,距離rに反比例する。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。大きさI/(2πr)は正しいが,向きは右ねじの法則によりイである。
- 2.不適当。向きはイ,大きさは距離の1乗に反比例するI/(2πr)で,どちらも誤りである。
- 3.適当。向きはイ,大きさはI/(2πr)である。
- 4.不適当。向きは正しいが,磁界の大きさは距離の2乗ではなく1乗に反比例する。
引っかけ:直線電流の磁界はrに反比例(I/2πr),円形コイルの中心は I/2r。距離の2乗に反比例するのは点電荷のクーロン力・電界。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する