磁界中の電流に働く力の向き
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.2の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す磁極間に置いた導体に電流を流したとき,導体に働く力の方向として,正しいものはどれか。
ただし,電流は紙面の裏から表へと向かう方向に流れるものとする。

解答欄
正解
正解:1.a
解き方
- 磁界はN極からS極へ向かうので,導体の位置の磁界は右向きである。電流は紙面の裏から表(手前)向きに流れている。
- フレミングの左手の法則(中指:電流,人差し指:磁界,親指:力)で,中指を手前に,人差し指を右に向けると,親指は上を向く。よって力は上向き(a)となる。
- 磁力線で考えると,手前向きの電流は反時計回りの磁界をつくり,導体の下側では磁極の磁界と強め合い,上側では弱め合う。磁力線の密な側から疎な側へ押されるので,力は上向きになる。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。左手の法則により力は上向き(a)に働く。
- 2.誤り。bは磁界と同じ向きで,力は磁界と直角に働くので磁界の向きにはならない。
- 3.誤り。cは電流の向きが紙面の表から裏のときの力の向きである。
- 4.誤り。dは磁界と逆向きで,力は磁界の向きにも逆向きにも働かない。
引っかけ:力は電流と磁界の両方に直角。電動機は左手,発電機は右手。電流の向き(⊙か⊗か)を取り違えると逆向きのcを選んでしまう。
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論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度 前期(2022年6月12日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する